南 骸骨のお気に入りの歌一覧
うさぎ
涙がぽとりと落ちそう そんなときそっぽを向いてくれる優しさ
9
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遠井 海
美少女がお笑い系に転身す上の前歯が抜け落ちました
5
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火恋
雨の音よ鳴らせよ鐘をりんりんと ああ、学校は今日は休みか
3
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光源氏
月はなほ何を照らすやさえたれど影さへ殘し世に忘られず
9
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わなみ
ちぎれ雲 あなたの内をかひま見る もの云へず秋 やがて雪降る
2
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あまおう
夜遅く詠んでますから起こさずにこっそり置いておきます恋歌
26
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おちふう
枯れ木間に見し夕影の木の先に紅葉衣を着るにかも似る
6
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つだなお
冷たさが懐かしさとともに戻る頃 あなたと二人だった去年の冬
2
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わなみ
雨がまた 何かをつれてやつて來る ぽつかり空ゐた わたしのとなり
6
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十七
風吹けば 冬の足音 耳に凍み 今は暫しと 眠る木々かな
5
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わなみ
飄々とたつ樹そらを指さして 寄り添い触れる 乾いた幹に
2
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まあさ
プリンター ガタガタいつもの音立てて吐き出している喪中のハガキ
6
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光源氏
いづこにて君や待つらむ世の中にしばしいとしき冬の残照
17
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燈子
あのひとを失くした胸の空白に冷たい夜を吸い込んでいる
8
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詠み人知らず
休日の朝ひそやかに神の留守やがて日本の年末進行
4
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詠み人知らず
満足な出来映えになったこの家庭 壊してみたい衝動もある
9
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リンダ
楽しくて怖くて強いと評されて女々しさを捨て老いに備える
6
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リンダ
我が瞳のぞいてドクター告げにおり老化は目から下りて進むと
3
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火恋
何もかも全てを捨ててあなたのため禁断の恋叶えましょう?
2
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詠み人知らず
素麺は意外と太ると聞かされて僅か半束一食とする
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