五穀米のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
国道に沿って流れるその川は 護岸を禁じ鮎が溯上す
16
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紹益
蓮華草 赤紫に 田を染める 蜜を求めて ミツバチが飛ぶ
24
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恣翁
針槐 群れたる蝶に似し花の白き房先 髪に届くめり
24
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桜園
梅の葉のきぬずれをする音がしてみるにあまたの実をつけはじむ
17
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詠み人知らず
もういくつ寝るとあなたはやってきて百まですべて埋めてしまえり
18
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詠み人知らず
十三の五叉路の脇の七星屋 よくも素数で纏めたものだ
11
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美津村
ぺらぺらとただぺらぺらとぺらぺらと続く話に座は白けたり
8
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紫草
暁に窓を開ければくふくふと含み笑うはあまたの命
21
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詠み人知らず
どこやろか便器に坐して眠ってた 周期律表 見つめたままで
11
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詠み人知らず
お嬢さま誰もあなたに興味ない氷室の奥の奥までないの
6
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あまおう
知らぬ間に 降る霧雨に 気がつけば いつからか好き どこからが恋
23
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紹益
我が事を せめて覚えて いて欲しい 叶うことなき 禁断の恋
19
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詠み人知らず
惜しみなく努力する人サボるひと 二八の法則変わることなし
12
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美津村
亡き母の生れ変りの姿かと壁のヤモリを追はずおそれず
28
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桜園
しゃくなげの甘い香りに癒されてしゃくなげロードを夫と歩けり
18
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詠み人知らず
英国の正しい映画を観たのです隣のヘドロはスプリムでした
5
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あまおう
まだきみが一緒にいれば食パンの 賞味期限はたびたび切れまい
24
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みやこうまし
食欲も減ってからだも一まわり小さくなった 老いて省エネ
13
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紫草
冷水の峠の山は起き伏してわれの眼前ふっくら緑
11
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へし切
「わからないですね」と言へる歳となり気ままに生きる真意を悟る
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