敷島ヤマトのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
強風に倒れし今朝のジンチョウゲ起こせば強き香りを立てる
20
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沙枝
好きなのね なんて言わないからもっと聞かせておばかな男子の話
4
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詠み人知らず
こんなのは優しさじゃねぇと泣きながらプッチンされたプリンを食べる
17
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詠み人知らず
希望とか夢とか散らかる教室というこの地層で化石になりたい
14
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詠み人知らず
夕暮れの空にさしたる薄あかね吸ひ上げられし寂しさの色
10
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緑里
シガレットチョコを吹かして大人びたジキルがハイドに入れ変わる夜
4
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たえなかすず
友達でいよう 最後のその嘘に見えなくなるまで手を振っていた
18
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しらたき
おなじみの歌のリズムを借りたならも少しくらい歩けるだろう
6
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螢子
やさしさが心に響く五十音あいから始まる日本のことば
18
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螢子
一瞬に砕けた心の欠片にはひとつひとつにあなたが映る
13
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聴雨
三つの季をともに過ごせし雨蛙春ふたたびの外界を知る
11
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ヘナコ
もう二度と会えないだろう呟きの反復記号でうめつくされる
5
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田中ましろ
一回のオモテの妻の攻撃が もう三時間続いています。
128
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ヘナコ
天使にはなれない人が天に逝く冬が去ろうとしている朝に
9
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芳立
教室で君がおぼえた振り付けのピンク・レディーも五十三歳
12
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逢
さくら咲くころにわたしは泣かされている Friendのおわりはend
35
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竜胆
すらり立つ明朝体の如き彼 平凡ながら美しくもある
7
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キタハラ
雪の日に履けない靴が増えていく もう少女ではないということ
14
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垂々
音のない「またね」車窓を曇らせて 3番線のドア閉まります
40
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はな
いつ息をすればいいかをつながったままで教えてほしい純情
6
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