沙羅のお気に入りの歌一覧
薫智
少しずつ失いながら壊れながらそれでも前に進んでくんだ
6
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詠み人知らず
半額の助六夫とわけあいて食べるひととき美味しさひろがる
12
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芳立
すむ水に透きも通れる月かげをにごる心にわれは受けたり
19
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村木美月
世の中は自分のためにまわってるぐらい強気な私になれよ
23
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薫智
僕の道どこまで行けばいいのかを教えてほしい照らしてよ月
9
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ふきのとう
雪の下大根掘れば丸々と甘み増しおりサラダつくりぬ
13
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田中ましろ
狂ってるけれどたしかに愛でした砂漠に落ちる雨ひとしずく
17
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光源氏
とどめやば浅茅が原の露の色うすくれなゐの月はかたぶき
10
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でくのぼう
陽射しふる師走の町を眺めをるひとりの部屋に寂寥しさみちて
21
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でくのぼう
イブの日に娘待ちをリ靜なり料理しつらへ久しき夕餉
13
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芳立
基準より十キロ軽きわが身ゆゑ鞭打ち生くる暮れと正月
13
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村木美月
雨粒が止まって見えた立ち去った君の背中を直視しながら
24
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垂々
急用ができたに違いない 痛みだけを残して戻らない君
30
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山本克夫
希望から外れた空の交差点スターダストになってるなんて
3
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山本克夫
ノイズから歌になるまで抱いていた明日のような短波受信機
5
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氷魚
「切ない」と二十回は書いてみて気付いて嘲笑う「切りがない」や
7
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浅草大将
たゆみなく磨く心もあらたまの年に光のまたあれよかし
29
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たんぽぽすずめ。
左手の親指は今うたのわとぷちぷちへ詠み愛さへ二つ
14
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芳立
黒々と校舎の窓のならびゐて物の怪ひとつ時を待つらむ
16
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トーヤ
ヒーターは効かないけれどじんわりと言の葉たちがくれるぬくもり
14
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