煩悩のお気に入りの歌一覧
へし切
しろたへの波路はるかにゆく舟のわたつ海にぞ波の花さく
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灰色猫
水田に起立したまま太陽を学ぶ早苗を生きてみなさい
14
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灰色猫
世の中を上手く渡ってゆくために操作されてる私の笑顔
18
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灰色猫
本当は怖くていいね!押してたの誰かに見ていて欲しいあまりに
16
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石川順一
ノリ零れテーブル汚す夕食にツバスの刺身を食べて居るかな
10
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石川順一
交響詩エウレカセブン少年は荒野を目指す様な気がする
13
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滝川昌之
賀状のみ続いた友がまた一人 再会誓った文は途切れて
16
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へし切
待ちわたる春は名のみに風寒えて雪気に曇る小夜の月かな
23
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灰色猫
神木を燃やしているの生きてゆく罪を犯して冬を越えるの
18
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灰色猫
神の木に刃をあてがえば首元に冷たく冴える閃く刃物
12
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灰色猫
太陽も月もわたしを嫌ったの樹海の闇だけ愛してくれたの
14
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石川順一
ねじまきの穴は二カ所の時計かな向かって左から巻き始める
12
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石川順一
クレープは生クリームだけ逆走の少女のあげる金切り声かな
11
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石川順一
メーターやガス漏れなどが調査されヒトラー内閣成立の日に
11
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灰色猫
永遠に鏡面世界を反射する歌もいつかは刺さるでしょうか
18
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灰色猫
コンパクト小さな鏡に閉じ込めた一途な恋をひらいてください
16
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灰色猫
アフリカの渇いた象は冬という白い季節を知ってるだろうか
11
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灰色猫
神木の孤独にふれる少年は樹木の医師を生きるのですね
14
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灰色猫
華やいだ花火の終わり祝祭はたったひとつの影のみ残し
15
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へし切
ぬばたまの闇に耀ふ月影の冴えたる冬の夜は静けし
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