詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
真夜中に目覚め何する訳もなく唯ぽつねんと歌を詠み居り
40
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詠み人知らず
燃えたぎる激情欲しや我が歌に 冷えて寂しき心を詠めば
19
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つゆくさ
意図せずも 心静かに慰める 月も花も 風も緑も
16
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cherry
シジュウカラ白鶺鴒にヒヨドリたちさえずりことなりすてきな合唱
2
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都詩
夫あてに五十年前の彼女より来たりし電話はマルチの誘い
9
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小林道憲
さくさくと沓の音のみ響きたり 神遷るらし闇の静けさ
63
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小林道憲
秋暮れて嵯峨野の道の野の宮の竹の葉風は恨みなりけり
15
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鴨ミール
海鳴を瞳のおくにとじこめたきみのまぶたは白い砂浜
4
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鴨ミール
窓際に仔猫のように寝転びて一顆の砂糖のごとく溶けたい
16
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詠み人知らず
亡き母の文庫本読み気に掛かる 何を想うや折り目のページ
184
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詠み人知らず
字が書けぬ 祖母が遺した 文字もどき カタカナらしき アリガトウかな
45
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詠み人知らず
天平の匠と美こそ簡素なれ世の移ろへど不易なるかな
7
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秋日好
鈴なくし迷ふ小猫の足跡を荊の中に如何に見るべき
73
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葱りんと
四十過ぎいい年してって言われるけれど 外野は黙って 私は私
27
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へし切
忸怩たる内の思ひを空に書き深呼吸して吹き飛ばせたら
25
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へし切
戦とて誰が望みて死に行くか平和の在るは散華の上に
271
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紹益
年下の 上司に媚びて 諂いて 年上の部下 宥め賺して
17
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ながさき
蒼天に 黄金の月 輝けり 今日も安泰 無事故に感謝
16
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紹益
バス中で シャカシャカシャカと 音立てる この若者に 未来は無いな
10
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恣翁
娘から 合格したと 電話あり 獨り異郷で 祝杯を擧ぐ
241
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