詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
秋日好
午睡には他の男の夢を見る冬の汀際に陽射しの遊ぶ
17
もっと見る
角谷守
かけっこが徒競走へと名を変えて僕はビリから二番目だろう
5
もっと見る
角谷守
歯磨き粉くらいの色を持つ道をぐっと踏みしめただ噛みしめて
4
もっと見る
鍬乃呑
骨ですら半年もすれば全くの新品なのに記憶ばかりが
6
もっと見る
へし切
歳の瀬に今年の世相 一漢字 「北」が選ばれいやーな予感
20
もっと見る
高松 蓮
しがみつく 我が子の体温 温かく まだ熱高しと 憂える寝床
11
もっと見る
石川順一
自然には起こらないから追加する写真に施すアップロードを
10
もっと見る
石川順一
何だろう生徒率いる先生か斜めの道で出会う集団
12
もっと見る
石川順一
メモリーは治ったようだクラウドを開けば動作が鈍くなるのか
6
もっと見る
葱りんと
久々の 路面嬉や 機嫌よく アクセル踏み踏み 駄目ドライバー
9
もっと見る
夢士
「やあ」と「よう」言葉少なの十二月道行く人の顔かおと顔
15
もっと見る
秋日好
三日月へ誘はれ戀は乞ひ騷ぐ吾の腕の間君憩ふかと
14
もっと見る
秋日好
ぼちぼちと差し出し人住所書きながら雨上がり待つうたのわを見る
10
もっと見る
夢士
居酒屋の窓の匂いや十二月寄せ鍋おでん吾一人鍋
17
もっと見る
千映
先見えぬ介護生活吾も老い母に棘さす言葉増えたり
16
もっと見る
葱りんと
「猫いると目が痒くってお前ん家もう遊べないゴメンな」ゴメンね
10
もっと見る
灰色猫
ぬけがらのぼくのまぶたをひっそりときみは閉ざしてくれるでしょうか
14
もっと見る
詠み人知らず
粉薬 炭酸で飲んではいけません 死ぬ直前の蟹になります
6
もっと見る
詠み人知らず
友と見て人攫う風のなごりには色なき空に音も失せけり
15
もっと見る
詠み人知らず
天国への階段 という神曲を聴けば昂り波打つこの胸
11
もっと見る
[1]
<<
110
|
111
|
112
|
113
|
114
|
115
|
116
|
117
|
118
|
119
|
120
>>
[120]