藍子のお気に入りの歌一覧
まあさ
虫たちの ハーモニー聴き 満月は 満足そうに 微笑んでいた
20
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秋日好
チャンネルを替えた途端の三音でモーツァルトと思った孤独
21
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秋日好
病葉が硝子天井滑り降り落ち葉敷き積む香の戻り来る
18
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秋日好
朝呆け 裡に隠して 堪え だらけ あれは単なる性のたじろぎ
14
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林林
釣竿の先に止まりし赤とんぼゆっくり羽を休めてお行き
30
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kingface
処暑の声聞こゆる朝は筆持ちて小さき秋や探し行かまし
10
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抽信抄
小三の娘真顔で求めしは関西弁の使用許可なり
7
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真雪
真夜中に発作を起こして手を握る人のいる幸せ噛みしめた
6
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真雪
足元の小さなアリにも影があることは何かの象徴なのか
5
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中野美雄
何もわからぬ ものになること 弟よ 怖がらなくていいと言ひやれるなら
11
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真雪
海水はとても苦くてまずくって海が優しくないことを知る
6
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恣翁
これやこの 往きも帰りも 和気溢れ迸る浦に 舫ふ佐賀関
16
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恣翁
「あぁ嫌、もう」 幾夜の恋も憂くありて 未だ触れもみぬ肌に 歯し立てな
16
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恣翁
色里の恋は 水面に書きし文字 婀娜なる秋波に 移らふ見れば
17
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恣翁
去にし日に 泣きたる稚児の青侍 今日し 近衛の名に負へるかな
16
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まあさ
雨上がり 透きとおる虫の 歌声と 小さな秋の 足音を聴く
24
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まあさ
強烈な 日射しに降参 向日葵が うなだれている 処暑昼下がり
19
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みやこうまし
蝉の声聞きて安心生命の続く世界に希望を持てて
16
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みやこうまし
白雲を流して空を突っ走り夕陽に溶ける旅客機目追う
13
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ながさき
屋久杉の 命は千年 尽きずして 天空までも 伸びんとす
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