詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
只野ハル
おでんだし濁らぬようにチョーとろ火で温めなおす一時間前
6
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只野ハル
足首をアシナガバチに刺されたら二日痛みが続き参った
5
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たゆむ
若者が花を手に持ち自転車で語らいながら 向かう先にみどりの窓口
6
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詠み人知らず
存在と限界証明する為の歌でありかつ自虐的です
3
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灼熱
コンビニの店員わりときれいめでいつもは食べぬペンネを買った
5
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灼熱
本当のことが言えずに三人で半分こした恋のはじまり
9
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たゆむ
緑いろ草原の海飛び込んで 雨の滴る部屋を想う
5
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たゆむ
削られる自尊心などはじめから 無かったやうな冬のはじまり
13
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浅野ぶんくろう
一読で人生変える本なんて思い込みだし 君の言葉も
6
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sweets
怖いかと聞かれ、否と答えれば 俺は怖いと笑った師
8
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藤袴
君往んで脱け殻になる日曜の昼はお湯のしんしんと沸く
6
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ヨシトミ
黒波の及びて砂に建つ城の すべてを包みすべてを奪え
1
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詠み人知らず
影ふたつ 貴方の半歩 後ろゆく 勘づかないで 頬染めしこと
17
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雪路
自転車をふたつ並べて漕いでゆく昔わたしも着てたセーラー
16
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雪路
わたしから先に別れを告げるのは 勝ったことなの負けたことなの
6
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天野鷹秋
那覇に咲く音のつなぐ間理知の句の散りまく夏の遠草に花
3
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天野鷹秋
鼻凍る夜道にカレーの匂いして 窓の人影我が母に似る
10
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《空》
苦しいな、だけど飲み干す最後まであの子もこんな気持ちだったろう
9
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紹益
鉄火場を 作ってまでも 金儲け げに浅ましき 政治家の顔
13
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あき
百年も孤独の中にいた彼はベルじゃなくても愛したんでしょ
16
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