春咲のお気に入りの歌一覧
聴雨
幾そたび悔みてやまぬおほけなき文を送りし闇夜思ひて
9
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文麿
御簾の陰まみえぬものをもれいづるうるはししらべ夜毎とらはれ
5
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恣翁
六月の青嵐吹く川堤 泥の木陰に臥し睡らばや
39
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佐倉さぐ
午後6時 体育館裏 2人きり 声を出せない人魚姫になる
7
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佐倉さぐ
「泳げなくたっていいじゃん」プール後は 素足を組んで舟を漕ぐ君
3
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横雲
雲流れ五月は尽きぬ逢へぬまま聞くは囀り刈るは草の香
1
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横雲
六月の光も風も色青し揺らぐ香の満つ森に入りたり
9
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桜園
初夏の陽に黄金に輝ふ麦畑に風そよぎたつ穂波のごとく
25
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桜園
五分咲きの梅の小枝にやどりたるしずく凍りて朝陽に光る
33
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桜園
咲き誇るがくあじさいの花めぐる蜂の羽音のかしましき朝
11
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詠み人知らず
リア充の「充」の中身を覗きしが「実」体のない見え見えの見栄
13
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小林道憲
野辺に咲く昼顔の花笑い出て 五月のうちに夏は来にけり
14
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さくらこ
どうか君届かぬ雲の隙間よりただひとすぢに照らしたまへよ
2
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さくらこ
和音にはなれないままで響き合う白と黒 でも隣にいたい
8
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さくらこ
出逢いから嵐みたいな暗雲の空に隙間を作ってよ 風
4
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恣翁
幟立つ茶店の裏に 梅の実の 雨に打たれて熟れたるを見る
37
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恣翁
陽炎に 栗の花穂は包まれて 蒼白き火や 燃え上がらせむ
36
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みやこうまし
彩々に花色つけし紫陽花の露に光れり雲割れし空
16
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詠み人知らず
偶然が無量の順に重なって 定めのごとく君を見つけた
17
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文麿
淋しさは馴れゆくものと知らざりきしらじら明けるテラスの寒し
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