詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
ひよこ豆
寂しいと溢してみても一人きり答え返らぬ広いリビング
21
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しずく☆・.…。
秋月が 古都の夜長に 弧を描き 千年余を越え 人を魅了す
18
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しずく☆・.…。
雪深き里を過ごした我が身なら春は待てても逢えぬ思いは
21
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KEN
北の地の かほり微かに 川霧に 溶け落つ鳥の 聲を聞く朝
15
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横井 信
柔らかな風を楽しむ秋の草 明日へと続く夜にささやく
12
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KEN
つつやみに 抱かれこすもす すべもなく ふけ行く小夜に 花濡らすかな
18
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ひよこ豆
来る人をそっともてなす秋桜は主居ぬ家けなげに守り
19
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夢士
野をつつむ炎のごとし曼珠沙華そよと吹く風秋の陽ゆらす
23
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幸子
テーブルの木目のゆかし 規則的に拡がりつつも揺らぎたたえて
17
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灰色猫
受け継いだ父の畑の大根の苗がすくすく秋雨を浴ぶ
23
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灰色猫
秋の夜にりんりん鳴けばしとしとと雨の降りくる鈴虫ほろほろ
14
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灰色猫
脈々と清か流れるせせらぎの音色が病んだ私を洗う
25
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コタロー
生ひ茂る草の空き家を雀二羽飛び立つてゆき空き家に戻る
7
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ひよこ豆
道路わき急ぐ車を見送ってススキのんびり風を楽しむ
19
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横井 信
気持ち良い朝の空気を吸い込んでさあ、駆け出そう 実りの大地
11
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横井 信
柔らかく雲はただよい青空の風の谷間を僕へと告げる
10
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石川順一
ススキ原既に刈られて草原に隣の泥沼トンボが産卵
16
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石川順一
踏切を前に自転車解錠する音が聞こえて電車を待てり
8
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詠み人知らず
まっすぐに眩む夕日の光から 逃れるように進む人々
6
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滝川昌之
山肌が薄く色づく十月の入日に点る家の灯 温し
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