詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
秋日好
何気ない言葉がうたを凌ぐかも「作ったおまえが全額貰え」
16
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秋日好
「その代わり林檎の形の飾り物ふたつでいいや」と君は笑った
18
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コタロー
枯葉舞ふ冬の入口我が心君のトンネル拔けれずにゐる
4
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葱りんと
病棟の ナース怖くて 縮こまる 翁にかける 言葉浮かばず
11
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夢士
冴え渡る夜空に流る星見むと目出し帽着け大寒波のなか
19
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詠み人知らず
タマゴサンドバターが香る布団まで朝ご飯があることの幸せ
6
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詠み人知らず
この匂いこの温もりがそばにある まったりとした君との時間
8
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詠み人知らず
一回転させぬも速きサイドスロー 小麦の肌のあこがれのきみ
6
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詠み人知らず
幽霊もお国柄出て外国のそれは滅茶苦茶我が強いらし
10
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詠み人知らず
放られて久しき廃材 のこぎりの 木屑に香る 紫檀のプライド
7
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詠み人知らず
苦しくも閉ぢねばならぬ逃げの道 考えむとはせざる頭の
7
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千野鶴子
北風を追い抜かさんと意気込んで駆ける駆けるよ白い息吐き
3
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鍬乃呑
アイリッシュウィスキーを手に貰い物の林檎の皮をたどたどしく剥く
7
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bletilla
にこやかに 日本が好きと 歌いたい 上手くできぬが おおきなこえで
8
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己利善慮鬼
踏み抜いた氷の色を問うようにあなたの髪の夢を見ている
6
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石川順一
パソコンのリフレッシュかな電話機のプラグを抜いて電源も抜く
5
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石川順一
団栗の葉を落とす木は冬の日に棒一本の心細さを
13
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滝川昌之
東京で積もりはしない初雪よ舞っているだけ待っているだけ
18
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己利善慮鬼
いつか痛みやがて灯となり星となる思いばかりが澱となる夜
7
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詠み人知らず
雪埋もれ ただ白色に染まる君 甘みが増して おでんにしたいな
5
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