ラベンダーのお気に入りの歌一覧
石川順一
コスモスがもう咲いて居る茎ばかり葉ばかり多い背高き勇者
21
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夢士
半世紀経ちて友垣集めむと声かけ偲ぶ制服姿
20
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灰色猫
絵としての文字を綴って少年は鳥という字を空へと放つ
28
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大上
幾年も畑に坐る我が祖父よ変はらぬ時を長く願つて
7
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夢士
酔いどれの老爺バスみち歩み行くふらりふらりと目指す我が庵
16
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夢士
虫の音に励まされ行くバス通り秋の風受け酔いどれ老爺
22
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石川順一
黒揚羽突然飛び立ち驚けば絶叫自然に出て来て居たり
13
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石川順一
簡単に撮影出来る揚羽かな子々孫々の為に飛べ飛べ
18
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まあさ
この夏の 悲しみ弔う ように鳴く つくつく法師を 聞く日暮れ時
25
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滝川昌之
秋の蚊に日曜大工は邪魔されてペンキの他にキンカンも塗る
30
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詠み人知らず
ロスタイム設けて欲しい日曜日暗くなる前笑点の後
11
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詠み人知らず
一途さの純愛生きる糧に成る紺屋高尾は何時でも泣かす
5
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水色一揆
遅かりし出会いなればよ恋着の無限螺旋の唄を唄わん
5
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へし切
白露のおける草葉も移ろへば秋ちかう野に来る涼風
25
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へし切
チコちゃんの謎解き歌はミステリー思い当たるも口にだせねぇ
19
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恣翁
唐黍の畑を渡り 秋風は 独りぼっちの入り日吹きけり
22
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真雪
洗濯機の規則正しい回転に 乱れた呼吸のリズムが戻る
15
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みやこうまし
草むらの虫の音すだく夕間暮れ涼風の来て秋を感じぬ
17
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水色一揆
今一度蘇りしもの葦原を飛び立ちにけり舞いにけるかも
6
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大上
玉兎滿ちるさかづき永る星曇に呑まれど雅ともいへ
8
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