ひよこ豆のお気に入りの歌一覧
石川順一
オウムにはヒマワリの種は常識か脂肪で太ると書いてあるかな
11
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詠み人知らず
顔広く この娘にこの人お似合いと 世話する媼は恋のソムリエ
16
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詠み人知らず
睦ぶとも触覚弄る言の葉に心はエビのごと後退る
10
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詠み人知らず
野暮ったき印象 変えむと任せなば プロの鋏でリカちゃんクールに
9
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詠み人知らず
駆け抜くる足跡のごと 銀に耀よひて 風 草々薙ぎぬ
14
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夢士
炎天に麦わら帽子首タオル夏日求めて草刈りに出づ
13
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中森 つん
おかえりを放つ人など居るはずがないとわかって投げる「ただいま」
30
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みなま
どんなくちきけばよいのか 逢うこともかなわぬひとのまなざしをうければ
6
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夢士
生い茂る夏草の香や汗まみれミニ菜園の午後の草取り
15
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へし切
夏空に白い帽子がお似合いで粋にかぶればお出かけ日和
20
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恋葉
寝付けずに酒盛りをする六畳間氷の一つが目となり睨む
6
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横井 信
ため池の朝日の影にかも眠り見上げる空に鳥影ひとつ
11
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横井 信
葦原を弾けるように発つ鳥を見送り僕は見上げる朝日
15
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朔夜
手を休めアイスコーヒー注ぐとき誰がとどむる一人の至福
7
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みなま
あつさゆえふらふらゆれる道なりきほどほどということばしらねば
3
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みなま
平らなる沢に流るるしらべには足さしいれて進みたし今
7
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ななかまど
ロスタイム点を取られしことのよう卒婚の沙汰友はつぶやく
10
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滝川昌之
汐風が麦わら帽子をくすぐって焼かないはずの肌ほてりだす
25
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可不可
胸の奥うづ巻く私ぢゃ無いものが 私の躰あちこち創る
8
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松本直哉
なによりの甘露なりけり夏の日の井戸のふかきに冷やせる西瓜
8
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