詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
葱りんと
食べ物の 好み合わねど 酒好きは 酔えば幸せ つまみは己で
11
もっと見る
石川順一
車から降りる女に氷菓無し日に日に増し行く地震の害かな
15
もっと見る
夢士
緑赤黄さっとひと茹で夏野菜ポン酢の香りシュワとビール
15
もっと見る
夢士
やぐら組み太鼓響かせ盆踊り小さき子等の輪婆の輪二重
14
もっと見る
灰色猫
赤い糸ためらいながら引っ張れば小学校のあなたの机
25
もっと見る
灰色猫
眠れぬ夜あーだこーだと悩みつつ推敲しつつ挙げては消して
20
もっと見る
中野美雄
癌病棟に母を見舞へる昼下がり「ちゃんと食べてるか」と病み衰へて
12
もっと見る
林林
うたのわであなたが必死に詠んでいることが何より励みとなりて
24
もっと見る
inosann
誠実に対応しようと無いものを証明しようとドツボにはまる
21
もっと見る
まあさ
学び舎で 聞いた昭和の 蝉時雨 思い出しつつ 読む友の文(ふみ)
24
もっと見る
ふじこ
抱きしめるたびに重さを感じては愛しく思う小さな背中
20
もっと見る
へし切
恋ひしさに君が面影うかぶ夜は胸のたかなり寝も寝られずに
26
もっと見る
芳井真名
君の指握った細さに驚いて人を愛するという意味に近づく
9
もっと見る
千映
穴あきのジーンズ母にファッションと教える度に驚いている
11
もっと見る
千映
林林さん 「おかえりなさい」の一言はうたのわ皆の気持ち代弁
14
もっと見る
滝川昌之
あちこちで蝉の葬儀を営んで喪服のアリの夏は哀しい
30
もっと見る
石川順一
茂り合ふ庭の木々から精気吸ふ蜘蛛の巣の垂れ揺らめきにけり
21
もっと見る
ふじこ
名を知らぬものはこの世に数あれど名など要らぬと花は揺らめく
16
もっと見る
夢士
夏休みラジオ体操なくなりて孫に教えむテレビ体操
18
もっと見る
中野美雄
死に臨みゐる弟よ母よ苦しくはないか 月きらめけり海はらのうへ
13
もっと見る
[1]
<<
110
|
111
|
112
|
113
|
114
|
115
|
116
|
117
|
118
|
119
|
120
>>
[235]