夢士のお気に入りの歌一覧
片井俊二
湧きあがる入道雲は連れてゆく麦わら帽のあの夏の日々
18
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只野ハル
餡パンを割いて薬を餡に混ぜ父に食べさす朝の食卓
22
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千映
サクランボ トウモロコシと胡瓜漬け夕餉は元気色で埋まった
10
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林林
皆様の 頑張り 愛情 滲み出る お歌の雫 あたたかき夜
19
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ながさき
勝ち負けは 人の命の 常なれど 最後の勝ちをば 仏にぞ祈らむ
21
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詠み人知らず
あちこちで蝉が鳴きたる林ではわれがいのちの永きをおもう
14
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詠み人知らず
屋上のビアガーデンで飲み干したジョッキの数はなでしこの為
10
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コーヤ
赤とんぼ真っ赤に染まる夕暮れに想いをよせて身を燃やし飛ぶ
15
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成瀬山水
梅雨晴れに青を教わり自転車が鈴で知らせる夏の訪れ
11
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風花
入道雲湧き立つ夏の空となり自転車の影一段と濃く
16
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南美帆
七歳の眠る娘に寄り添えば甘い香りの夢を見ている
16
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もなca
落ちた実を拾うふりしてうつむけば涙はらはら枇杷の木の下
15
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コーヤ
富士の裾一面ススキ群がったみどりみどりが心を癒す
10
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千映
誕生日おめでとうさん夢士さまこころそろそろ楕円形かな?
12
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片井俊二
噴水の飛沫は虹の橋をかけ思い出連れて海へと帰る
7
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片井俊二
やわらかなペンの先から生まれきて刺さったままの「さよなら」の文字
12
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矢車菊
雨の音がかさなるやうに求めあふてのひらふたつ涙もふたつ
13
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富鴨
じくじくと燒くる痛みに耐へつつも確かに燃ゆる戀を如何にせむ
19
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矢車菊
ヒマワリが南に向かい咲くやうに向き合はむいま大切のこと
13
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千映
亥年女がここにも秘かに居りまする深夜にちょっと顔ほころんで
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