ひよこ豆のお気に入りの歌一覧
月虹
さらさらと人差し指で送られて記憶が滑る液晶の恋
27
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幸子
食欲の露おとろへず夏バテを名乗る資格の無きことに気づく
13
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藍子
灼熱に負けず劣らず熱くなる高校野球球児よ頑張れ
16
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詠み人知らず
歯ブラシの「職人」「極み」の文字を見て 心躍らす 午後の薬局
7
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西村 由佳里
ひさびさに色鉛筆を手に取れば母の日に見たはにかみの君
7
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詠み人知らず
抑うつの酷い私が書いている暗いところを避けるみなさま
8
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幸子
蓮の葉の朝露あつめころろんと落として遊ぶ夏の来にけり
14
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千映
国内の最高気温出し日にカテーテル手術の入院日決まる
9
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詠み人知らず
ほおりこんできた成功なんて知らないし書き捨てたもので溢れ壊れろ
11
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千映
上からの目線で話す我が夫病気にオロオロ弱虫小虫
14
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みなま
水遣りの珠ととまれる水滴に蟻のひとつのくちつける朝
12
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滝川昌之
あきらめて拭いもしない額からごみ収集者の汗に敬礼
25
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ななかまど
この夏の暑さため込む男爵のあつあつを食ぶほくほくを食ぶ
10
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幸子
水撒かれアスファルト濡れ立ち上る匂い、涼風 いつかの夕暮れ
16
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荒野のペンギン
電話とかラインの着信逃さぬよう浴室のドア半分開けてる
8
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己利善慮鬼
落ちていく花火を「恋」と呼ぶことで諦めていた夏の夜の夢
8
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石川順一
とんぼうは庭でも鎮守の森でも見る青きカエデも少し色付き
19
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バロンマン
盛夏とて勤めの朝は変わらねど目覚ましの音がみんみんに変わる
12
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秋日好
キッチンを水浸しにして彼シャツを羽織ってみたけど彼は寝ている
19
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び わ
ご近所の三歳になるはるちゃんが窓から覗きおじちゃんと呼び
7
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