詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
代り映えせぬ一日の歌日記三十一文字を如何にまとめむ
17
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千映
少しずつ紅葉すすむ樹の下に夏の暑さに負けた病葉
7
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灰色猫
自らが己の神でないのならなんて無力な生き物だろう
21
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ひよこ豆
雨降りの窓に小さなアマガエル必死に張り付きじーっと我慢
15
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幸子
伝記ぢやなく歌人論ぢやなく歌集読み初めてあなたと二人きりになる
16
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滝川昌之
切り花と並べて売られ勘違い「見せるだけよ」と澄ましたカボチャ
29
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しずく☆・.…。
鞍馬寺 秋澄む夜の 義経を 偲ぶ旅路に 一陣の風
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KEN
かんなづき ひとなしづきに 暦止め もみぢの奧で 哀しむ祠
11
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夢士
空青く柿の実たわわ日に照りて朝餉食みをり一羽の烏
13
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恣翁
寝覚め月 外しそびれた簾の外に 梧桐の葉の散れるを覚る
16
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石川順一
旭日旗ヴェランダに見ゆ森へ行く中学生らの少年野球
11
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コタロー
秋の夕郵便受けにポトリ落つネットの商品心が踊る
5
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ひよこ豆
君の目に映るしっぽは魅惑的高ぶるままにぐるぐる回る
11
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ひよこ豆
軒下にひろがることの許されず ほそぼそ揺れる箱入りススキ
15
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横井 信
柔らかな秋の陽射しに道端の草を揺らして小鳥よ遊べ
7
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横井 信
翳りゆく秋の日差しの宙に浮くトンボの群れに風は流れる
14
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滝川昌之
宿直の署員が落ち葉掃く朝は「緊急通報」無き秋の朝
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恣翁
時雨空 俄かに晴れて 薄明き障子に 鳥の影映りけり
15
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夢士
雑草と言うなの草は野には無ししかれど時に酷い名のあり
15
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千映
座ってるベンチの足元松ぼっくり励ます友の顔に見えたり
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