煩悩のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
親愛なる まどろみからの芽吹きしたあの子へ贈れるエアーインチョコ
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詠み人知らず
判らない そんな言葉で撥ね付けて意地悪だったし閉塞していた
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詠み人知らず
万華鏡 のぞけば幾何の花が成る枠を外した ビーズひとかけ
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詠み人知らず
おかえりを言うのはちょっと照れるから少し遠目で星のねえちゃん
9
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灰色猫
エンディングノートの目次にあきらめが数ページある正しい末路
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灰色猫
なつかしい君の名前が彫られてる机を想う授業参観
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灰色猫
電脳に悲しい判断ゆだねればオイルの涙を流すでしょうか
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灰色猫
だれひとり民などいない王国の玉座としての座布団がある
14
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灰色猫
乙ちゃんと渚に書けど流れさる暮れゆく海の浦島太郎
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滝川昌之
日が伸びて河原のやさしい夕暮れに斜め走りで消えてく仔犬
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へし切
如何いきる? さても今更言われても 老い身にうかぶエンディングノート
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石川順一
ミチロウはザ・スターリンで歌いけりスターリニズムやストップジャップ
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石川順一
ブリなどは冬の季語だがまだ食べる余寒、春寒、冴え返るなど。
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石川順一
ツイキャスで詩の講義聴き畏まる武田信玄上杉謙信
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灰色猫
嬉しくて想い華やぐ千羽鶴みんなの一羽が勇気になるの
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灰色猫
生きること放棄してゆく自殺者を救える歌はおいくらですか
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灰色猫
つなぐ手もかさなる影もないままに孤独な帰路で出会えた猫です
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灰色猫
国鉄がJRに変わる頃わたしは旅は始まりました
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灰色猫
井の中の蛙が海を見たようなうるんだ瞳で見つめていくね
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石川順一
夕食の直前スイートデニッシュを食べるたまにはこんな日もいい
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