詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
人恋しき思ひは誰も抱くもの 齢ふるるも若きも同じ
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inosann
仮にもし空気を金で買うとして そんな世の中「はなから」断る
23
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まあさ
県大会 準優勝の 球児らの 涙が汗と 交わってゆく
19
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林林
誰からも見られなくても別にいい孤独の中の神の祝福
24
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林林
頑張って褒められなくても頑張りの手を緩めると破綻してくる
22
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大野 冨士子
席を取り化粧はじめる高校生 ここは地下鉄 キミは男子だ
115
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千映
夏祭り降ったり止んだり雨恨むせめてお店で玉こん売ろう
15
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中野美雄
玉かぎる夕光させる葭原のひそめる声を破る行行子
7
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紫草
「おかあさん」と呼ばれて窓を開けたれば同じ顔して手を振る娘孫
19
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大野 冨士子
シュワシュワと鳴き始めるは午前五時 セミの時計は 電波に優る
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ふじこ
くるくると袖を求めて回る子よ元気に遊べ健やかなりて
14
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林林
母逝きし日のまま時が止まりたる実家のひと間にあの日の小物
27
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林林
重石せず減塩で作る梅干しの梅酢はゆっくりゆっくり上がる
18
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林林
硬い実が柔らかい実を潰さない梅干し瓶の中の共存
21
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へし切
世の中は思い通りにならないね それでも僕は頑固に生きてる
27
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滝川昌之
夏休みまだまだあるとこの時期は湯水のように並べる怠惰
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真雪
泣きながら 布団に入って 見た夢は 昨日のあたしを 吹き消した
6
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秋日好
明日レジ係の育成までは片付けて評価ぎりぎり店のともしび
15
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秋日好
芝生さえ貼り終えていないシャレー前 火曜オープン 花だけ添える
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コタロー
軒下の立派な羽根の燕等自由自在に夏空を飛べ
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