藍子のお気に入りの歌一覧
あゆか
夜更かしが定着したる夏休み遅寝の自覚ございませんの
15
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石川順一
露草もわずかに有ったそれさえも刈られ消え行くマメアサガオか
20
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石川順一
刈られたるマメアサガオの群落は少し残りて電車に揺れたり
17
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夢士
石塔の青苔落とす秋彼岸線香燻る檀家寺かな
22
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日置鳩子
マラリヤで震え始めた戦友と祖父を見つめた裸電球
12
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詠み人知らず
カーテンを揺らす涼しき夜風より 秋感じるは 月の沈む日
10
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ふじこ
藁焼きの煙たなびく津軽野は母なる岩木の山河に護られ
17
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KEN
マシュマロマンぷっくりお腹が弾けそう弾頭よりもスリムを急げ!
11
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KEN
虫の音も日ごと細れば此岸にて久方の空初雁を待ち
18
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KEN
蛾の骸雨にとかした鱗粉をキラキラ照らし轍行き交う
13
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大上
京の夜なぞる木目にいにしへの古都は匂へど息も聽こえず
8
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大上
紫陽花よ落ちる樣には隆盛の夏もうつろひ殘暑消えゆく
7
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大上
どこまでも向日葵畑照らす日よ絶えず流れよ来夏次ぐ子へ
8
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大上
小道にも耳を澄ませば夏夜蟲月は出でねど淡く重ねば
7
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詠み人知らず
劣等感丸ごと愛してくれたから恨んでません少し嘘です
9
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詠み人知らず
抱えてるマーブル色の感情の一番下は凍土のままだ
9
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詠み人知らず
暴れ出す身の内に居る怪物が吐き出しているフラストレーション
8
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詠み人知らず
後二日 あっという間の一人旅 明日は朝から 鴨川散歩す
7
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夏恋
説明も話し合いもせぬままに言葉を吐き出し友を傷つけ
15
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千映
憧れた女性の名前ふっと出た脳半世紀しっかと記憶す
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