石川順一のお気に入りの歌一覧
新座の迷い人
走然に 酒を飲みつつ 過ぎし日の 今は懐かし 若きロマンス
9
もっと見る
真雪
道端のカエルの骸の花束の 優しさそっと拡散されてく
5
もっと見る
まあさ
ただならぬ 異常気象の この夏は 心休まる ことなく終わる
15
もっと見る
詠み人知らず
海風に吹かれる帆にはパステルのぼかした夕焼け雲はふんわり
7
もっと見る
詠み人知らず
豆粒のような秋を摘まんでは盗人萩は夜毎にんまり
6
もっと見る
サヤ
タラレバを言っても仕方がないけれどもしあの時と思ってしまう
7
もっと見る
サヤ
架かるとき綺麗な音がするんでしょう?彼女は手話で私に言った
24
もっと見る
千映
長雨でストレス胃腸が悲鳴上げようやく復活我が世の春する
9
もっと見る
千映
快晴の空に向かってウインクを空いっぱいが君かもしれない
12
もっと見る
関山里桜
思い出の浪に連れられ来てくれたあなたに「久しぶり」と微笑む
7
もっと見る
真雪
昨日までと どこかではっきり ちがってる ひとつ季節が 動いたんだね
8
もっと見る
行中納言中将知師
秋雨の窓もくゎんくゎん雷や まさに天からくだる神なり
3
もっと見る
詠み人知らず
火傷ほど火照る街の背けふは秋めく薄ら陽の湿布いくへも
6
もっと見る
安井シンゴ
八日目の蝉踏みしめて行く道の彼方に幾何の夏を数えん
5
もっと見る
安井シンゴ
追悼の蝉鳴く空に雲宿り風強き朝八月六日
4
もっと見る
詠み人知らず
夜の潮みちて来て光る生き物あふれるほど大きい街々
3
もっと見る
みやこうまし
過ぎてゆく日々の速さの老い時計 残り五年で九十を越す
16
もっと見る
こぐまじゅんこ
ほんの少し肌寒い朝目覚めると気持ちは前向きパワー全開
4
もっと見る
中野美雄
袖つり込みの 見事な大技に 思ほゆる 柔道好きの 病める弟
9
もっと見る
紫草
抗いの防具のような髭を剃り今朝の息子は青年らしき
21
もっと見る
[1]
<<
1119
|
1120
|
1121
|
1122
|
1123
|
1124
|
1125
|
1126
|
1127
|
1128
|
1129
>>
[2319]