詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
雨降りて野菜畑の茄子胡瓜色鮮やかに微笑みくれむ
15
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石川順一
春の田をほじくる雨中カラスかな刺し身のイカに白梅の咲く
15
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中野美雄
人を恋ふるここ味真野の夜は更けて鳴る神遠く雨の降り出づ
9
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桜園
教えし子に歌を教えてわれも詠み二人で読みあう楽しからずや
17
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中野美雄
夜更けふいに弟の幼き顔と 病める顔とが浮かびきたりぬ
8
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林林
幼き日の子らの描く絵に伸びがある野菜を茹でておやつにした頃
17
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林林
子どもらと「だいすきだっこ」だった頃もっと笑顔で過ごしたかった
16
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林林
一日に一分だけでもご自身の躰の声に耳をすまして
19
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林林
子どもらに見つめられてる身を正し絵本の棚を丁寧に拭く
23
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大野 冨士子
冷房を落として窓を全開し 騒音たちと 共鳴しよう
58
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黒檀
縁側の風鈴の音がコラボして昔をさがす母との会話
11
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林林
汝が命誰かの祈りでできている汝を必要とする誰かの
20
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inosann
起きるとき耳石の具合を推し量る今日を占う祈りにも似て
25
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へし切
赤々と命を燃やし逞しく不毛の地にも咲く花はある
30
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詠み人知らず
ヒグラシの夕闇誘う稲荷森 狐の睨む悪は何処に
13
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まあさ
昨日とは 和音が違う 蝉時雨 ニューフェイス君も 頑張っている
20
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詠み人知らず
メールより手紙やはがきの方がいい あの人からは矢文でもいい
13
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滝川昌之
週末の雨が冷たい海の家 丸めた葦簀に溜め息の渦
23
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ななかまど
戦死した祖父への思い詠みし母今年の夏は一緒に帰る
15
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藤久崇
釈迦牟尼も 竜女も生りし 天竺に なんぞ女のよく 苦しむのある
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