本能寺のお気に入りの歌一覧
へし切
戦とて誰が望みて死に行くか平和の在るは散華の上に
271
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夢士
夕顔の花と思いき夜の顔鏡の中に朝顔の吾
15
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詠み人知らず
「過ち」は戦勝国の罪でしょう? 碑文の意図が まだ分からない
17
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西原澪
信号は涙を拭う暇もなく青に変わった もう行かなくちゃ
11
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詠み人知らず
自転車のヤクルトレディーが汗だくでアスリートのよに応援をされ
18
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へし切
帰り来ぬ人の悲しみ忘れまじ 八月 広島 この青空を
27
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詠み人知らず
毎日を君だけのため生きたのに時の波間に消えゆく記憶
20
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ながさき
忌まわしき 核の廃絶 何故できぬ 悪魔の兵器 大国のエゴ
24
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風花
餌に寄るカモメの群れは旋回す 校庭を駆ける子の無邪気さで
16
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風花
初蝉の歓びの声一斉にカーテン開ける夏の始まる
22
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恣翁
首筋ゆ 耳の付け根を伝はりて 丸鋸の悲鳴 髪を震はす
14
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千映
指先を 染めればこの手 恋をする女の指にリニューアル
10
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詠み人知らず
昼ごはん皆が帰った公園に ただ太陽がじりじりと降る
14
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詠み人知らず
死ぬ支度なんてしないで まだ少し私と共に道を歩いて
9
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へし切
夕暮れて盆も近づく法師蟬はや鳴き初めて秋風さそふ
22
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そらたろう
全身に響き心を揺らす音は打ち上げ花火か私の鼓動か
5
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まぽりん
賤が家に誰そ彼来しとしら露に笑みひらけたる夕顔の花
26
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都詩
抱き合いて波間に揺れるカップルを「真似たいよう」と夫の手を引く
24
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Chico
「ジルヂチチ」エンストしたか蝉の音 燃え尽きるまで夏のエンジン
17
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Chico
八日目に黒群がりて解体の夏のエンジン大地に還る
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