夢士のお気に入りの歌一覧
都詩
桃色に染まり広がる雲のなか黒き影にてジェット機の行く
19
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林林
紫陽花が一輪木陰に鮮やかに遅咲きの君暑さに負けず
18
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林林
梅干し場日陰になる刻早くなり夏日続けど秋ぞ近づく
17
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へし切
帰り来ぬ人の悲しみ忘れまじ 八月 広島 この青空を
27
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浅草大将
心なき耳には聞くもあらかねのつちの深きに哭く魂のこゑ
11
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ながさき
忌まわしき 核の廃絶 何故できぬ 悪魔の兵器 大国のエゴ
24
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詠み人知らず
「過ち」は戦勝国の罪でしょう? 碑文の意図が まだ分からない
17
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本能寺
忘れまじ六日九日十五日 七十年の時を越えても
14
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コーヤ
朝顔の緑のカーテン通りくる冷気の風が居心地よくて
14
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コーヤ
心打つ露草の青朝露の真珠の玉も青に輝き
12
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咲草
会うことのなかった祖父を想いつつ祈りを捧げる夏の暑き日
17
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只野ハル
弔いと戦争法案説く言葉使い分けする宰相のあり
9
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矢車菊
夏祭り きみの両手にやはらかく掬い取られる金魚にならう
22
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矢車菊
遠花火 未来を垣間見たようにきみはわたしに夢を語った
16
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矢車菊
零戦の散りしいのちの空の果てぼくらの空の青さ守らむ
19
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風花
寝に帰る殺伐とした日々ゆえに優しい言葉のつくづく沁みる
22
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千映
新盆を迎える友の心境はまだまだ 深い哀しみの中
20
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小林道憲
眼を凝らし耳に聞こえぬ音を聞く 遠き巌に砕け散る波
15
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秋日好
ロマンスのブルームーンであるはずが見上げもせずに空を渡らせ
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詠み人知らず
耐えがたき暑さなれどもベランダの 運動靴が もりもり乾く
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