詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
ひよこ豆
窓越しの陽が背に優しい昼休みタイマーかけて猫と微睡む
20
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へし切
花に継ぎ青葉うつろひ ハナミズキ 立枝色こく紅葉しにけり
20
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しずく☆・.…。
太陽は 昇れば沈み 照らされる 僕らも時に 満ちたり欠けたり
18
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しずく☆・.…。
泡沫の 恋を泳いで 湯畑の 霞の彼方の 夜に昇りて
19
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夢士
来る春を待つこともなく吾は逝く 切り倒されて木っ端となりぬ
18
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横井 信
ゆっくりと杖を頼った歩き方 力を抜いて見直す姿勢
13
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石川順一
恐らくは生まれたばかりの赤き蜘蛛常緑樹の葉を行ったり来たり
12
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KEN
もみぢ葉を 淵に沈めて 瀧つなみ 心殘さず 流れ行くかな
13
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KEN
戀を追ふ人の氣配と振り向かば 地に落つ林檎隱す朝霧
18
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KEN
ぬばたまの 夜半を震はす 雁の聲 何を頼りに 何處へ向かふ
14
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滝川昌之
あの夏の熱いブラスの球場のネットを紅く蔦が癒せば
20
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コタロー
鰯雲少し冷えたる門柱の表札隱し蔦が絡まる
7
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横井 信
立ち止まる僕を見下ろす柔らかな雲に滲んだ上弦の月
18
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へし切
秋暮れて萩の下葉も色かはる独りある身の侘しかりけり
23
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石川順一
柿の木を撮れば撮るほど冬の日はそんなに遠くはないと思えり
12
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ひよこ豆
いつも見る景色にひとつぽっかりとやさしい色の欠けた淋しさ
24
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ひよこ豆
モンブラン茶巾絞りに蒸し羊羮小布施の栗を心ゆくまで
12
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ひよこ豆
下に居てたわわに実る赤い実を見上げるリンゴ寂しくひとつ
18
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横井 信
秋晴れに楽しく歌い飛び立ったツバメに告げる春の約束
12
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へし切
日が暮れて 街の灯にじむ川あかり ぼんやり見つめ今日を生きてる
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