詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
片井俊二
通過する特急電車を待つあいだ風が連れゆくさくらはなびら
13
もっと見る
九條千鶴
川泳ぐ鴨のとなりを流れ行く花弁の行方を見つめる日暮れ
12
もっと見る
滝川昌之
4年ぶり 「月笛丸」に ツボミつき 君は喜ぶ サボテンの花
20
もっと見る
リクシアナ
薄衣の花の女神の舞い風か香り優しき春の黄昏
25
もっと見る
コーヤ
入園の新たな笑顔孫写真遠い昔と重ね愉しむ
19
もっと見る
コーヤ
花の香のほんわり入りくる窓越しで薄茶点てのむ至福のひと時
22
もっと見る
リクシアナ
天をさす誕生佛の気高さもただただ健気母の胸には
19
もっと見る
ながさき
平和なる 日本の隅で カサコソと うごめく影は 何者なるか
22
もっと見る
然景
満開の 見事な桜が 咲き誇る 胸いっぱいになる 日本の景色
11
もっと見る
桐生賄
春休み 一泊帰省 長男の 戻りし後は 寂し気がする
19
もっと見る
只野ハル
公園の桜は次の春も咲くSHARPの跡のニトリの前に
16
もっと見る
夢士
庭隅のスミレサイシン雨にぬれ俯きをりて春の陽を待つ
13
もっと見る
詠み人知らず
祖母植えし 木蓮つゆも構へねど けふまた見事 にほひぬるかな
20
もっと見る
詠み人知らず
ウザイとか 思われたくはないけれど ホントは聞きたい「次いつ会える?」
13
もっと見る
千映
新しき 「横断中」の旗を持つ新入学児の照れ笑いかな
17
もっと見る
石川順一
紫陽花の震える過去を知って居る大塚古墳を登って見れば
12
もっと見る
藍子
親の手を放した娘に負けないぞ私は私で歌を詠んでく
14
もっと見る
灰色猫
放課後の踊り場にある鏡から手招きをする真白き少女
24
もっと見る
灰色猫
ゆっくりと水没してゆく船のようわたしは君の悪夢に沈む
20
もっと見る
灰色猫
君の編む毛糸が夏の草原にかわりつつある陽だまりのなか
23
もっと見る
[1]
<<
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
>>
[106]