栞のお気に入りの歌一覧
村上 喬
八月の風にたなびくティーシャツは空の青さに際だっており
18
もっと見る
アキヤマユイコ
貴方にね見せてあげたい故郷の海を五月のみかんの花を
11
もっと見る
ふきのとう
店先の光るサンダルは大人びて孫の好みと立ち止まり見る
17
もっと見る
詠み人知らず
汗をかき涙を流しくり返す明日という日を生きて行くのね
16
もっと見る
アキヤマユイコ
ドリカムを聞くたびにまた眼裏に貴方がよぎる すき すき すき
4
もっと見る
卯月
強風が子のしゃぼん玉吹きさらい台風一過夏の蒼天
8
もっと見る
美津村
胎動のあるをしきりに云ひをりし妻がはやくも寢息たてをり
11
もっと見る
大埜真巫子.
息詰まる アンネの日記を読んでいる その暗闇に 灯された人
15
もっと見る
ながさき
野分去り カナカナ達の 声響く 夕暮れ時の しじまの中に
24
もっと見る
みやこうまし
台風の過ぎ去りしあとの静けさよ 部屋にひっそりキー叩く音
25
もっと見る
紫草
飴色の空が静かにおりてきて深き処より寂しい時間
21
もっと見る
律
あのときはごめんね あなたのかなしみをわかったみたいに そばにいたこと
8
もっと見る
からしニコフ
愛でなくたぶん恋でもないでしょう美しいもの愛でる感じよ
6
もっと見る
只野ハル
知らぬ単語は読み飛ばしわかるとこだけ読みわかったつもりになる
5
もっと見る
南美帆
雨水が海に向かうごと流れ込み私の中で溺れる君は
11
もっと見る
まがね
台風に月は溺れていないかと雲に灯りを探す窓際
10
もっと見る
みん
追い風か向かい風かも知らぬほど吹かれた時は笑うしか無し
7
もっと見る
紹益
この世では 届くことなき 恋ごころ 灯篭託す 精霊流し
17
もっと見る
秋日好
ずぶ濡れになりて畑より持ち帰るとげの鋭いキュウリ一本
9
もっと見る
すばる
本当の事を聞けずに自転車で海まで飛ばす八月の夜
22
もっと見る
[1]
<<
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
>>
[36]