詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
ふじこ
待ちわびた春立つ風が吹きし今日ときは来たれり飛べよ空へと
16
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角谷守
ベランダで乾いて軽くなってゆき積もった分だけ空はあかるく
4
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葱りんと
息吸えば 冷気瞬時に 目が覚める 朝の雪はね 冷えてて軽い
10
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山崎ふゆ彦
今はもう人の絶えたる薔薇園の薔薇ひっそりと眠りにつきたり
6
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朔夜
あたしなど駄目ねと愚痴ればそんなことないよと返す気遣いの裏
6
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石川順一
トキ・ラオウ・ケンシロウかな闘気持つシンと対決サウザーと対決
7
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只野ハル
割れて痛い指先がスマホの上で動けないまま夜が更ける
7
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只野ハル
ネガティブな沈む澱むをくっ付けて沈殿させた上澄みを飲む
7
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只野ハル
火にかけた鍋の上に手をかざし靴下二枚の足が冷たい
14
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林林
痛そうに割れたあなたの指先に何を塗ったら滲みないかしら
16
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己利善慮鬼
なくていい貴女のいないこの海に群青なんて優しい色は
6
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灰色猫
春眠の夢とうつつに香りたつ白き梅花を手折るまどろみ
21
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灰色猫
白き息ほのかに香る吟醸の冬の宴に開くむねの花
17
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灰色猫
清らなる棚機津女の織る水の衣に灯る織姫の恋
17
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灰色猫
海鳴りに静かな君の歌想う眠れぬ夜の底に沈んで
22
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灰色猫
銀杯に君を想いて酌む酒に花のひとつをそっと浮かべる
27
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林林
私を疫病神と見る人と同じ電車だ隠れ蓑の術
19
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千映
もう五センチ高けりゃ世界が違ってたドンドン縮むまだまだ縮む
15
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詠み人知らず
恋失せていみじう大き穴あきし きみ如何にして慰むべきか
10
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詠み人知らず
部屋入れば人の声なく張れる糸 空気をよみて静かに座りつ
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