詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
いたづらに過ぐるひと日は味気なく今日を憂きとや三十一文字に
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まあさ
鈴虫の 声聞き開く 朝刊に 仮設の鍵の 引き渡しの記事
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inosann
意味持たぬ事に専念することも大事なんだと定年後の日々
22
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滝川昌之
加速度がついて減りゆく夏休み ジタバタはじめる蝉も子供も
22
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秋日好
腰をさげ細提灯手に踊る君笠に隠れて女舞添う
16
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秋日好
吾知らず涙しそうな今日の曲ゴッホの筆致のアルルの女
21
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ふじこ
背中撫で君に歌った子守唄今では君が一人で歌う
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ななかまど
迎え火がほんのり灯るやさしさで父母を待つ初めての盆
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Chico
知らせたる蟲のかたちは判らねど 我が膝碎く母の喚ぶ声
23
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Chico
いざ夏の きみ クチビルに潤ひを 口遊むなら うたのわのうた
14
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Chico
すももももももふともももくだものだものすもももももも ふと ももつくし
22
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石川順一
朝からの雷雨が詩作を促して約束反故は少し忘れる
16
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石川順一
ドーターが盛んにトイレを要求す母も盛んに言葉にして居る
12
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詠み人知らず
花の色は うつりゆけるも 経るごとに 深き艶こそ 中ゆ匂はめ
21
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詠み人知らず
戦友と言ふべき 母を失いて 初めて見せし 男の涙
19
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詠み人知らず
ほんのりと紅を掃きたる唇は ぷっくりとして柔らにあんめり
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林林
映画曲「一人で頑張らないで」とう歌詞が胸へと沁みて明日は
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林林
消えないであなたの心の灯よたとえ嵐が吹き荒めども
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ながさき
過酷なる 風雨に耐へて 二千年 命をつなぎ 岩盤に立つ
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中野美雄
蝉鳴きしきり百日紅燃え 老い母を 訪ふ癌病棟へ電車を待てり
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