詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
KEN
燃えつきた もみぢの滲む 沼かがみ 水脈引く鳥の 影も虚ろに
12
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詠み人知らず
残り糸繋げて編めば襟巻きの幾何学模様照れて笑うよ
19
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横井 信
ゆっくりと歩いて行こうリハビリの道は遠くて痛みは続く
13
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うすべに
覚悟して 夜のとびらを押しあけて 夢にみたこと教えてあげる
8
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滝川昌之
ノーサイド 跪く者 吠える者 銀杏黄葉の秩父宮に
15
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へし切
返り咲く花もありとや 小春日の野辺の雑草 春の色なる
21
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KEN
くろくもの 波間に浮かび 天の舟 帆も舵も無く 今發ちにけり
13
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もみじ☆彡
木枯らしに 吹き散らされし わくらばの 寄る辺なきさま 恋の末とぞ
14
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滝川昌之
裏木戸が軋んだような囀りは明けの冷え込み嘆いた鳥か
18
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リクシアナ
独りよりなお寂しきは恋の夜そい寝の夢に降る冬の雨
24
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コタロー
千羽鶴祀つてありし野佛に誰かの愛が花を供へる
11
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煩悩
忘れてはいけないことがありますね最底辺の笑顔の人とか
12
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へし切
山里はそらより花の散りそめて木枯らしの音に冬来たるらし
24
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うすべに
指先が 世界のすべてになった夜 うつつに帰る雨はみぞれに
39
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KEN
結べずに 夜半に流した 戀文を 弔ふやうに 鷺一羽舞ふ
14
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滝川昌之
不自然なほどに見事な球体の菊に隠れる人の縛りよ
20
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詠み人知らず
したり顔す軽トラックとすれ違う白菜満載秋の山里
7
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灰色猫
空想を執筆しゆく午前二時生まれ消えゆく暗喩との恋
22
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へし切
もし過去に戻れるのなら また君の 声が聴きたい 笑顔が見たい
17
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横井 信
冬空に枝を刈られた街路樹の並ぶ小道を風は抜けてく
8
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