秋日好のお気に入りの歌一覧
灰色猫
柔らかく 触れたつもりが 消えさった わたしが微熱を 帯びたあまりに
28
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月虹
薔薇霞み桔梗わすれな草桜ユリアマリリス 恋の七草
27
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紫草
「寝ようか」と声掛けくるる夫のいて「寂しい」なんてどの口で言う
25
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紫草
たわむれにほほえむ気配ただよわすこの紅椿何者なるか
17
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夏恋
神主の一人娘だったという祖母の呼び名はおひいさまだったとか
8
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松本直哉
昏れやすきはつはるにして蹉跎神社みあかしあはくうかぶ夕闇
6
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真横
眠れぬ夜布団に入って早一刻歌を詠む背に迫り来る朝
6
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ゆりこ
最愛の妻だけでなく母までも亡くしていると年明けて知り
12
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ゆりこ
聞こえないふりした君の指を噛む 怖くなるから音量上げて
12
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ゆりこ
「傍に居て」弱音吐かない君だから思わず「ずっと」なんて言葉が
11
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ゆりこ
丹念に手入れた花が咲かなくて放ったらかしの水仙が咲く
22
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野々花
「さよなら」と振った手そっと握り締め「また会いましょう」とその人が言う
10
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野々花
「お返事はいりません」よと前置きし一筆箋に綴る恋歌
20
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野々花
「もう」と言う言葉を胸にしまったら気持ちが少し前向きになる
15
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桐生賄
頬を切る風はまだまだ冷たくて 洗濯干す手はカチコチ悴み
14
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桐生賄
「お母さん、お尻のお肉ヤバくない?」言われなくても分かっているから
11
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桐生賄
一升のお餅前後にぶら下げて てくてく歩いて、たまには転び
14
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桐生賄
仙台へ 歯科検診が為向かう たまにはお洒落スカートはいて
13
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恣翁
白蓮の蕊に似たるか 山々の雪を被ぎて 初日出でけり
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恣翁
綿のごと疲れながらも 寝苦しく 早鐘撞くがに 鼓動の聞こゆ
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