秋日好のお気に入りの歌一覧
林林
石蕗の綿毛ほわほわ冬枯れの野に凩を待ちいでつるかな
19
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林林
歯医者にて 喝を入れられ丹念に歯磨く習慣つけんとぞ思う
12
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林林
少しずつ夢をかたちにしてゆこう木の枝が芽吹く支度している
21
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へし切
水にすむ僕らはみんな魚のよに流す涙はたがいに見えぬ
22
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夢士
明けやらむ東の空に鎌の月朝餉の膳に七草の粥
16
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月虹
息ひそめ廻り続ける観覧車巡り会う日を夢見るように
27
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夏恋
満開の昼顔の群れ咲く玄関の引き戸の前で迎えてくれし日
11
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夏恋
たどたどしピアノの音と祖母の声畑のそばのピアノ教室
13
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夏恋
じい様にはもう逢えましたか背の高い姿で迎えに来てくれましたか
15
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桐生賄
たまにはね ランチしてこか オーダーは 娘の好物 マグロ丼なり
12
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あふひ*・○・*
憂鬱は皆と同じと安堵していつもの景色に還りゆくかな
18
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あふひ*・○・*
戦った日はずっと其の背を押して心に芽吹きやがては花を
11
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只野ハル
七草のパックを求めその中身確かめもせず刻んで入れる
18
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葱りんと
七草の パックすぐそば 豆とチョコ 明けたばかりで 2月が急かす
13
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恣翁
御代はりの焼酎遅く 灰皿の吸殻ばかり堆きかな
15
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ゆりこ
指先が湿る と、見れば 血だらけで 絆創膏を もう一度貼る
7
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ゆりこ
あぁそうか 月のない夜だったんだ だから痛んだ 僕の傷痕
13
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舶女チェルシー
粥の白 七草の青 早朝の寒さ暗さに打ち勝つ眩しさ
11
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野々花
窓越しの冬の陽射しの温もりを独り占めして歌など詠う
18
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野々花
何にしよう「何でもいい」と言われてもそれが一番困るんですよ
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