詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
KEN
冬枯れに 哀しむ青の 弓弦葉は 根雪待つかも 春を待つかも
14
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うすべに
秋過ぎて燃え残る夢 木枯らしに まだ鳴り止まぬ冬のふうりん
20
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滝川昌之
電飾の時期は過ぎたと我が家にはツリー代わりのポインセチアを
20
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リクシアナ
終止符を打つに悲しき回想記君に繋いだ筆の重さよ
23
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リクシアナ
沿線の葦冬枯れて風走る遅き雪待つ芦別の駅
24
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リクシアナ
冬風に古疵いたし岩見沢雪ふかき街わが罪の街
22
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煩悩
ワールド・ベースボール・クラシックの投手になりたいね闇夜は
4
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うすべに
あかつきの肌にほのめくかおり抱く 見果てぬ夢のつづき探して
9
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夢士
山茶花の咲き乱るるや散歩路上着片手に夕暮れの時
12
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横井 信
暖冬の気持ちの迷う朝靄にレールの先も包まれたまま
10
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露草
見守られくちづけられて虹の橋渡る愛犬首輪残して
12
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滝川昌之
「今年こそ会おう」と言った正月にまた戻りくる賀状の友よ
19
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露草
どぶに咲く花一輪の露草に不平不満の我が身を恥じる
16
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煩悩
NHK短歌に貼りついてしまう夢を見た初冬の薄氷
7
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KEN
山茶花も 銀杏も楓も 悟るほど 研ゐた刃の如 柔き冬の陽
9
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横井 信
色あせた冬に染まった草原を冷たい風は駆け抜けてゆく
9
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灰色猫
君偲ぶもみじの紅や秋風や今年も我を染めあげる君
29
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滝川昌之
春までは添い遂げようね右左どちらか先に逝くな手袋
16
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煩悩
竹群に包まれている恥じらいを名無しのままで投函しに行く
6
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へし切
葦辺ゆく鴨のつがいを見るにつけ浮き寝も寂しさゆる冬の夜
19
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