詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
梅雨晴れ間 漫ろ歩けば さ緑に眩しう映ゆる きみが笑みかな
15
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詠み人知らず
角付きのモーモー柄の合羽の子 うきも楽しげ 長ぐつ鳴らして
10
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夢士
青々と茂る立ち木に人の影電動の音枝打ち落とす
9
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千映
最後の恋最期の恋とどこがどう違うのかしら考える夜
11
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千映
琥珀色ゆっくり眠る梅たちもそろそろ外気に触れてみたいと
12
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コタロー
丘上り草の茂みを眺めれば色鮮やかな雉が潛みぬ
7
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糀
白い脚すらりと伸びる向かい席目のやりどころに困るよ夏は
5
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ななかまど
欅の葉ひかりふるいて足もとに初夏を飾れば小歩きに過ぐ
7
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半格斎
穗を垂れて黄金にかはる山際の美田を渡る風いとほしき
62
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灰色猫
瓶のなか可愛い梅はころころと頬を赤らめ初夏に染まりて
27
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滝川昌之
測量のスコープ覗くスナイパー緯度も経度も撃ち抜いてくれ
18
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煩悩
ドラゴンが目覚める頃に君はもう残り香だけで珈琲豆を挽く
6
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千映
三丁のにぎり鋏をなくす母我が家に座敷童子すむかも
13
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千映
こんな世があってなるかともがいても「可哀想に」の言葉しか出ず
17
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千映
新じゃがの芋餅少し粘りなく片栗足らぬと母の指摘を
11
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藍子
「こんにちはー」幼児を救う大声は誘拐防ぐ親の知恵なり
17
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詠み人知らず
越えるべき現実の渓の深さなど図れはしない霧中の足取り
7
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夢士
語らひの中半でスマホ手に取りて口で会話し指で返信
11
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詠み人知らず
君のある世界であれば 吾もまた 負けずて生きむと思ほゆる幸
18
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コタロー
曙の紫色の空の果て三羽の鳥が影にて飛びぬ
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