詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
ひな孵る小さき命や鶉の子預かり置きて時を忘るる
20
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灰色猫
祈りとはかくも些細な音ですねこころの奥の鈴が鳴ります
26
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灰色猫
詠み人と読み人とがあふるとき一行の詩はもう満ち満ちて
22
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あゆか
ぬいぐるみ抱っこをすると妹と手がつなげない「クマちゃん、後ね」
9
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石川順一
盆踊り見学をして写真撮る動画も撮れば夜は輝く
16
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吉野 鮎
緑陰の冷氣と妖氣充つ邊り瀧落つ音に響くひぐらし
23
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吉野 鮎
瀧壺に白布落ちくるさまの瀧邊り冷氣にかなかなの聲
16
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滝川昌之
古書店は一期一会の泣き笑い 迷って失くすは恋に似ている
26
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秋日好
心なしか明るい君のアイコンに投影している互いの思い
20
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中野美雄
味真野の丘に向かひ立てる歌碑ふたつ 歌ひ交はすや笹の葉のさやげば
5
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詠み人知らず
黄昏の空の刹那の光彩は 甘酸き胸の疼きにも似て
20
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ながさき
退院を 祝う歌あり 目出度しや 君の勝利を 歌で飾らむ
28
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inosann
人の後ついてく質に抗いて粋がって生きた軽い後悔
26
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へし切
慣るるともひとり寝ぬ夜は静やかに枕を攲つ遠き虫の音
31
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灰色猫
ただ「否」の刻まれている墓碑銘に死して抗う反逆を知る
20
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月虹
笑うこと泣くこと腹を立てること君、何一つ恐るるなかれ
33
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葱りんと
学校から 電話一本 頭下げ 美味しい酒も 味ない週末
13
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大野 冨士子
感情が前後左右に揺れだして ついに僕から 抜け出したのだ
58
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滝川昌之
昼間には蝉が転がる庭で夜 コオロギたちが弾くレクイエム
26
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へし切
「おかえり」とお歌を読んで安堵する君がいないと少し淋しい
26
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