藍子のお気に入りの歌一覧
日置鳩子
叶わぬと知りて隣で口にする嫌われたくてピアニッシモ・ベヴェル
15
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灰色猫
ふたりして聞いた潮騒あのままで想いを海に捨てに来ました
17
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灰色猫
閃きを忘れぬように反芻すむしゃむしゃむしゃと黒ヤギみたい
16
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灰色猫
星杖の魔法で生み出すその馬車をかぼちゃに変える呪文をください
20
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恣翁
熱帯ぶる論 酣に 注がれたる煎茶の冷めて 黄に濁りけり
14
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横井 信
暖かき 歌をよみたし 今はただ 心にトゲが 刺さったままで
22
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横井 信
こちら見る 写真の中の 白い犬 ふとよみがえる 暖かい気持ち
11
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横井 信
さあどっち 迷路の中も 楽しもう 出口に着けば 終わりだからさ
13
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灰色猫
文字もなく語り継がれた伝承の神話世界が開花する夜
18
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灰色猫
負け犬を生きてゆきます寝転んで負けて笑って犬小屋もない
15
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灰色猫
舌という官能器官に溶かされて苺が秘密の濡れ事となる
14
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滝川昌之
多摩川に半分突き出たホームにて身を乗り出さんと拾う秋風
26
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滝川昌之
高校で野球部だった先輩が変なパーマをかけていた秋
20
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inosann
友がくれし古くなりたるオルゴール静かに鳴り止む 袂を分かち
25
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inosann
「ホッ」とする姿を互いに見つめあう 妻の骨髄検査結果に
22
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日置鳩子
船小屋の灯りのふっと消え入りて凌霄花の月に屠らる
17
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へし切
野辺みれば尾花がもとの思い草たれを偲ぶやうつむき咲きぬ
20
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へし切
孫の顔みれば愛しさひとしほに婆居ればなほ嬉しぶものを
33
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半格斎
枝もみじ隠して山の端入り日色 今日も終えり秋の夕暮れ
21
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半格斎
山肌の彩る錦縫うがごと 湯けむりただよう蒸ノ湯の秋
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