詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
ふじこ
逢わずとも歌を通じて知る人の息災願いて言葉に託す
14
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ふじこ
幼子と手を繋ぎながらゴミ出しに隣人の庭でメダカ知る夏
13
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ふじこ
久々に陽の光浴びて見上げれば空はいつしか秋色模様
18
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灰色猫
孤独という蝋燭ひとつのゆらめきが星を動かす力であること
26
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灰色猫
この赤い車椅子の名はフェニックス外科病棟じゃ無敵なんだぜ
23
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夢士
山里に在りてミンミン法師蝉ひぐらし入りて混成合唱
16
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夢士
水を換え練り餌与えし鶉の子朝のさよなら蜩の声
24
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あゆか
「背を高くするため海に行きます」と出かけていった 宿題放置
12
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詠み人知らず
ふくらみゆ 広ごる涼ぞ心地よき 暑さ凌ぎに一役買ふべし
12
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詠み人知らず
君思へば真夏の板チョコのごとくに 正体なくし蕩ける心
19
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ラベンダー
艶やかに 輝く稲穂 暑き日も 秋のさざ波 受け季になびく
20
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大野 冨士子
右腕に北斗七星あかい点 気温下がれば ダニもよろこぶ
59
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滝川昌之
どう見ても不衛生だと昼間には思う屋台も宵闇くれば
24
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へし切
をみなへし咲きたる原は黄金色 秋の野風にやさしくなびく
29
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まあさ
強烈な 日射しに降参 向日葵が うなだれている 処暑昼下がり
19
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inosann
蝉の声うけ取り方はそれぞれに夏の終りか秋の訪れ
23
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石川順一
ベランダで揚羽を撮れば油蝉死骸転がる地面に気付く
20
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石川順一
お薬の使用期限は三年後まだまだ服用できると気付く
17
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まあさ
雨上がり 透きとおる虫の 歌声と 小さな秋の 足音を聴く
24
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まあさ
特集の ような地方紙 文芸欄 九州豪雨の 短歌が並ぶ
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