詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
冬きぬと木枯らし吹けば庭の垣さざんかの花散りつくしたり
20
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横井 信
さみしさに冬の野原を駆け抜けて草の香りはほのかに届く
11
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横井 信
木々眠る遠くの山で人知れず生まれた雲は空へと昇る
11
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KEN
瀬の先の 天の狼 ただ靜か 白鳥の夢 亂す事なく
13
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もみじ☆彡
ことならば 逢はずべかりき 有明の 清しき月も 憂しと思はば
14
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うすべに
連子窓揺らす木枯らし 紅をさす 指先燃える冬の陽寄せて
12
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滝川昌之
路線バス「降ります」ボタンを争って押した姉の手叩いて泣いた
20
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ななかまど
風雪に鶴の舞橋からす瓜雪に煙るやこの世の果ても
8
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ななかまど
海遠く山に生まれて海を恋う潮の香りに細胞融ける
5
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灰色猫
病床の侘び寝なれども夢見るは枯野を駆くる芭蕉の夢ぞ
21
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KEN
立ち行きて 今は黄金に 實を染めし 早乙女蔓 雪に凍えつ
15
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コタロー
山茶花の花は散るらん薄紅の色に混じりて仄かに白し
8
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夢士
小春日の光る流れの瀬音聞き歩みゆく道冬を待つ道
17
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へし切
むらさきにうつろう菊の花におふ色にぞ冬の始めなりける
21
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横井 信
北風に抗い足を動かせば心によどむ言葉は消える
10
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横井 信
たちこめる湯気に優しく包まれてシャワーの音で指さき踊る
11
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うすべに
散り残るさくらもみじのすれ違い 鏡のなかの紅さし指に
19
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灰色猫
ひととせの募る想いや花ひらく白き吐息の月下美人よ
24
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煩悩
オーナーみたいだ階下にローソンがあるマンションの二階は
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詠み人知らず
久々に書店に寄ってみたけれど心忙しく直ぐ出てしまう
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