沙羅のお気に入りの歌一覧
光源氏
さまよひし君が心はあくがれておぼろ月夜の花影を見む
20
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垂々
いやむしろ騙してほしい 積雲を「神のうんち」と嘯くきみに
21
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ゆびきゅ
夜の雨 道の足跡押し流し 凍った時を溶かし続ける
23
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ふゆ
とっちゃってごめんねという気持ちですレンジでチンした茄子の紫
4
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恣翁
雛鳥が 遠く羽ばたく 良縁日 絶えて忘るな 父母の愛
24
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浅草大将
かくなわに思ひ乱れて縛らるる身は現し世のむちを求めつ
11
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螢子
一株の紫陽花にある青色のグラデーションは雨の贈り物
16
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螢子
艶やかな柘榴の花の朱色には人になりたい思い込めらる
11
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浅草大将
ひと道のいや一筋に恋もせで身はくちなはになどか任せむ
13
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光源氏
あやまちをいづれするべきさむしろに塩をまきしく夜半の兩國
19
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庭鳥
もしかして今日が別れか挨拶のかわりにじっとこちら見ていた
8
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垂々
ピチカート・ファイヴでキメた恋は今 石川さゆりと天城を越える
16
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三沢左右
シャツの下君の形に合うように溶けたほんとうが貼りつく素肌
12
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氷魚
引力と表面張力、プラスアルファ涙が落ちる理由は乾いて
4
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さる
濡れるなら濡れよとばかり身をさらし熟年の旅ふたり行くなら
12
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山田杜魚
嘘が罪なのではなくて最後まで嘘を吐き通せないのが罪
16
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詠み人知らず
玉子焼き私の好きなはじっこの焦げたところに幸せ宿る
4
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聴雨
残る雨たたへて深き風の杜いのちの鼓動ひそと聞こゆる
18
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三沢左右
眼床に熱を受けたり仏蘭西の光おさめしポートレートに
13
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まるたまる
セキララなわたくしたちの告白は内密にしてドトールの椅子
18
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