夢士のお気に入りの歌一覧
只野ハル
約束はいつとは言えずただ待てと言いて苦しく聞きて哀しく
11
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美津村
娶らむと決めてただ一度書き遣りし手紙を妻は今も持つらし
5
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美津村
稲架に干す稲の連なる輪中堤羽根ひからせて蝗跳び交ふ
4
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河のほとり
上野のみ山の里に雪ふればさらでも人や易く訪ふべき
7
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へし切
くれないの己が血潮に身を染めて凍てる大地に冬の薔薇燃ゆ
23
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野々花
さよならも残せず風に拐われた今年最後のもみじが匂う
11
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只野ハル
初雪の薄衣覆う紅葉の新聞写真見る寒い部屋
8
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只野ハル
雨の降る冷たい夜に届きたるマイナンバーをそのまま仕舞う
12
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林林
一日にたくさんのことは出来ねども今日成せた事に感謝する夜
16
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コーヤ
ゆっくりと点滅見せて華やかに心潤すイルミネーション
9
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まぽりん
あき果ててかれゆく人を留めかね我が身にしむるこがらしの風
37
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コーヤ
雲と霧目まぐるしきも動きゆき青空に浮く富士くっきりと
10
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香月
檜扇も仰げば神代の聲渡り常世の思ひも天を染めゆく
4
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ながさき
身命を 惜しまず法を 追い求め 雪山童子 仏陀となりぬ
13
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美津村
パイプオルガンの腹に響く低き音 名曲の中の不興の部分
5
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あふひ*・○・*
木枯らしが朽葉のシャワー降らせたり箒持つ人ただただ見上げる
8
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たけくらべ
生き方のたをやかなるを花にたとへにおいぬるかな大和撫子
4
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たけくらべ
木枯らしに舞ふ境内の散り紅葉巫女裝束も風をはらみて
7
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河のほとり
はるかなる空に逢はねどいたづらに幾十の峰にさそふ月影
9
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たけくらべ
振り向けば木枯らし吹きて枯葉去り戀ぞ碎けて散る季節なり
5
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