詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
び わ
息子等の店を訪ねて議論する嫁もしっかり会話に参加
6
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横井 信
強く吹く風に流れる雲を見て徒然歩く薄暮れの道
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千映
醤油屋のもろみの袋洗われて小川の色が濁って悲し
11
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千映
夕餉には冷奴ねと意見合う生姜はあるしガラス小鉢で
14
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詠み人知らず
漫ろはしき流しも凪ぎてやすらぎぬ 銀朱のなびやかなる影射せば
11
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コタロー
萬緑や草花たちは眞直ぐに入道雲を目指して伸びる
6
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煩悩
夢の中で七色の突っ立ったまんまの虹をグラスに注ぐ水曜日
8
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葱りんと
「わたしの芽、今日は出るかな」アサガオは子供に返る 夏のアイテム
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聴雨
五月雨の間を縫ひて満ち満ちた紅をさしたるこよひ満月
14
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仁奈
冬の色春の匂いが混ざりあうこの瞬間が何より愛しい
14
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仁奈
制服が私の横をすり抜けて風さえぬるい夏のまぼろし
9
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仁奈
点と点繋げば光る夜の星今だけ君のキャンバスになる
3
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仁奈
学校の夢を未だに見るこころあの校舎に囚われたこころ
6
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詠み人知らず
ここに来てインスタ映えは止めちくれ あなた達だけじゃないの この場は
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藍子
子も巣立ち結婚と言う名ばかりの夫との時間遣ることも無し
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滝川昌之
早過ぎる梅雨明け嘆く紫陽花はジョーロの水に雨を偲んで
21
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バロンマン
男坂一気に登る朝ぼらけ我を待ちたる山頂の社
7
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バロンマン
鉢植えの花の種ひとつ溢れ落つ雑草となる覚悟はありや
6
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ななかまど
初とれのなすび一つをありがたく仏と分けて夏の始まる
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聴雨
まつすぐに心を向けてくれる人息引き取りしその瞬間も
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