詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
横井 信
忍びよる冬の足おと暗闇に染み込む雨の山茶花の花
14
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へし切
茜さす夕日の中に 君の名を 呼べばまた 君に逢えるだろうか
21
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KEN
霜の絹 片袖のみの もみぢ葉を 心にいだき 彼のはだ思ふ
10
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KEN
葉は散れど 結びし願ひ 一枝に 殘し春待つ 社の櫻
13
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灰色猫
破れては潰れる靴にワッペンを白い翼を縫いつけてるの
20
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灰色猫
美しい歌集に眠る憧れの一首と恋に落ちゆく日課
27
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藍子
秋晴れに布団を干して午後を待つ取り込む時間外出出来ず
19
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横井 信
柔らかく朝陽の照らす斜面には色づくみかん 熟れてかがやく
7
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石川順一
これからは越冬サナギか可憐なる細き糸見え細き命よ
20
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へし切
老いそめて ひとり生きるは淋しくて 冬立つ日には なほ 侘びしかり
22
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コタロー
色附ゐた樹々が小さな實を附ける赤き實青き實どれもびつしり
3
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コタロー
秋櫻が綺麗に咲ゐて香を放つ青蟲花に穴開けて食む
5
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夢士
秋の日を受けてハンドル右ひだり峠のもみじ富士の峰白し
15
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夢士
螳螂や痩せて鎌折り秋の風 自分を使い果してから死ぬ と
13
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夢士
公人よ己が行為を詫びるなら身を引き心改むるべし
14
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横井 信
色変わる池のほとりの桜葉を雨に打たれて見上げて歩く
12
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しずく☆・.…。
懸命に 月まで走れ 退屈が 目に映らなく なるまで疾く
26
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灰色猫
ゼロ戦は撃墜されて安らかに漁礁となって眠るのですね
19
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滝川昌之
「年末は帰る」子からの知らせ来て感応式の灯が居間に点く
19
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滝川昌之
紅い実は補色の緑の葉に映えるナナカマドって秋の画才は
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