煩悩のお気に入りの歌一覧
灰色猫
いつまでもふたり一緒と誓ったねあなたがいない春が咲きます
24
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滝川昌之
枕木は空を見上げて過ぎし日の耐えた重みにふと息を吐く
24
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へし切
春ごとに花は咲くとて誰や見むいろはにほへとかひなからまし
23
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石川順一
プログラム更新すればいろいろと綻びが生じる一旦電源切るか
12
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灰色猫
冷めてゆく想いをレンタルしあえたら恋はふたたび燃えたでしょうか
22
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滝川昌之
壮大な墨絵のような雨雲が水平線から浜を窺う
18
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へし切
知る知らぬなにか応えのあやなきを人にこころのなきが故なり
16
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石川順一
原文の朗読を聞く古事記から神道の意味すめらみことが
13
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石川順一
薄皮のコーヒーゼリー入りのパン炭焼き珈琲クリームのパン
17
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灰色猫
夏からのその封筒をひらけたら誰かの光になれたでしょうか
23
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滝川昌之
ほんのりとソメイヨシノの枝先は初めてひいたルージュ程度に
28
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へし切
春風に解くるものかは面影の人のこころにむすび込めては
26
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石川順一
キンメダイ干し物食べる夕餉かなゆず大根も食べて居るかな
7
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石川順一
ジョウビタキ梅の木に来て遠くから眺める我は気付かれないかな
13
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灰色猫
春でした桜色した封筒の中で舞い散る旅立ちでした
21
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滝川昌之
「干し芋」をお返しにする現実に君と歩いた年月がある
18
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へし切
世の中に宮仕ふひとの勤めとて命にかえるもののあるかは
22
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石川順一
給油して山へと向かう我らかなコンビニに寄りお茶などを買ふ
10
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石川順一
葉桜に鳥は蜜吸ふために来る河津桜の開花の早し
17
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石川順一
「つぐない」が殆ど歌える不気味かな二度目に歌えば混乱ひどし
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