詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
リクシアナ
夢ひとつ叶えど淋し夏至の夜青き吐息の六月の薔薇
23
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煩悩
無人駅に置き捨てられたブルースハープが鳴らしているのは青空だろう
7
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藍子
地の震え無いと思った我が郷土直下型には思い及ばず
21
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横井 信
雨の中風に吹かれて傘踊るふらつく足は痺れたままで
13
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横井 信
木の枝の大きく揺れる窓の外見つめる君の眼差し固く
11
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詠み人知らず
水玉の撥ねては 小さき王冠を見ばやと 幼き眼据へけり
12
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へし切
勇みいでこの矢当れと射掛ければ扇の的は波間を舞へり
19
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滝川昌之
雨呼べば阿夫利神社の参道の独楽を数えて雲登りくる
24
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KEN
夏毎に指折る墓標増し行きて離れ行く春を草影に知る
15
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秋日好
真白なるオランダカイウ海兎あなたの愛はまじりけがない
19
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秋日好
「あっちいけ、おまえがいると焦るから」最寄りバス停出待ちをしても
20
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煩悩
如来様だって忘れてしまう約束があるかもしれないさ逢魔が時
7
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石川順一
アンソロジー朗読しながら寝て仕舞ふ夕餉の天ぷらはしつかりと食べ
10
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石川順一
天ぷらのベビーホタテを食べにけり眠つて仕舞ふ仮眠の威力
8
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石川順一
大輪の紫陽花は咲く百合も咲くペチュニア少し遅れて咲けり
12
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詠み人知らず
チャリ漕げば 光眩ゆき晴れの間に シャツの膨るる風の涼しさ
17
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詠み人知らず
病には非ずと思ふも寝込みなば月の障りぞ憂欝なりける
12
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横井 信
梅雨曇り元気に蛙鳴く朝のつぼみ膨らむ朝顔の夏
9
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横井 信
雨上がり光る紫陽花飛び越えて舞うクロアゲハ 見上げた青空
16
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KEN
黄桃忌待たず發つ人偲ぶ如玉川の岸笹の葉が搖れ
12
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