金木犀のお気に入りの歌一覧
人三昧
冬の梅 風に晒され 寂しげな 春近けれど 雪道遠し
10
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夢士
建国の空澄み渡り凛として鉢植えの梅なびく日の丸
15
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詠み人知らず
手入れ絶え殺伐たらむ庭風景 主とともに枯死せむめり
16
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詠み人知らず
近寄れど觸れたき思ひのみこめば 俯くきみの髮の香かぐはし
21
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夢士
如月の空冴え冴えと月丸く流るる風の凛と身に凍む
19
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まあさ
憂鬱な週末過ごしし吾のこと癒し慰めくれしうたのわ
24
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灰色猫
優しさの加減うまく分からずに傷つけあってばかりの僕ら
24
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灰色猫
雪凍る小股で歩く北国の人々に差す仄かな春光
27
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大上
殘された時の永さを儚むと四季の憂ひもまた良きものよ
17
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恣翁
石積みの護岸の下を 音もなく流れたるかな 冷たきセーヌ
21
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inosann
中近と遠近、裸眼と使い分けテレビ、パソコン、手元など見る
18
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コーヤ
吹き抜けた春一番の温もりに居眠る蕾 焦って開く
22
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コーヤ
呼び止めて はしゃぐ娘一瞬 ハイポーズ いきびな様の 写真懐かし
27
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千映
「もうすこし口が大きく生まれたら」すかざず母の「大きく描いたら」
15
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大上
寒空に少し遲めの小夜時雨気付く時にはすでに止み際
2
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大上
年の瀬に別れを刻む時の針笑ひと共に跨ぐ十二
4
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大上
明け暮れに家族と過ごす幸せを流れる時よどうかこのまま
8
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大上
いしづゑに年を跨いだ冬紅葉氷の中で眠りゆくのか
10
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洩矢転石
思い出を捨てられるわけなかったな去年のチョコのパッケージすら
13
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千映
軟式のテニスの球の音響き散歩の脚が吸い寄せられる
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