詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
横井 信
手に余る仕事をひとつ積み上げた机の上に可愛いお菓子
17
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夢士
冬ぬくし野辺に咲く花春の花なれど冷たき米研ぎの水
20
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灰色猫
コンビニのおでんのたまご買い占めるおでん女子への逆襲として
19
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秋日好
流麗な言葉連ねて枕辺に届ける情趣も足らぬ雨夜に
17
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うすべに
風音に眠れぬ夜は 風化した 夢のかけらを拾いあつめる
11
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煩悩
クリスマスはなんて遠いの金になれない将棋の歩の俺
8
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夢士
朝焼けがとっても綺麗だったので今日のランチはイクラどんぶり
15
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詠み人知らず
セクハラとモラハラジェネレーションギャップ忘年会は必要なのか
5
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コタロー
紅葉する葉を不思議だと云つた母天より見てる同じ光景
7
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千映
メニューなど考えもせず柚子一個香りを鼻に湯豆腐に決め
11
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千映
木の臼が町内あちこち回る時二十九だけは餅つきがない
9
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コタロー
香ばしいパンの竝びぬパン屋さん道行く人をふんはり包む
11
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滝川昌之
鼻を衝く異臭は地下の一角に段ボール纏う冬は厳しき
18
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千映
手をかけた庭は愛しく陽だまりを見つけて外でコーヒータイム
14
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横井 信
ブレーキの軋んだ音を響かせて列車は止まり枯葉が踊る
12
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へし切
顧みる災い多き一年を 哀しみに耐え祈る 流れ星
20
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KEN
萱の奧 瀬音に滲む 白鳥の 聲胸絞める 雪の降る前
12
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うすべに
手をそえる そのやさしさが傷つける 柔らかい場所 きみは知らない
15
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夢士
年末に急ぎ書き上ぐ年賀状年に一度の生きてる証
10
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夢士
六廻り亥の年迎ふ年賀状ここを区切りと「さよなら」の文字
14
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