詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
KEN
はつふゆの 枯野にひそみ われもこう こころ散る人 春には咲けと
15
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KEN
霜月の みなみの夜空 つつみ星 こころ洗へよ 音無き音で
14
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KEN
信夫路の もぢずり石に 影ほのか みだれ降り積む もみぢ葉も涸れ
16
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滝川昌之
落書きの相合傘は時として本人が書き本人が消す
21
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夢士
散り敷きる銀杏黄葉の散歩路孫追ひ駆けて黄葉舞ひをり
8
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夢士
抱かれて胸に宛がうもみじの手鼓動を耳に安らぎの時
16
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夢士
誤りて一票投ず我が歌に寝酒のせいと言うて寝に入る
12
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ひよこ豆
寒いから食事のあとの片付けは気づかないふり見えてないふり
19
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ひよこ豆
公園の隅にボールが残されて主来るまで落ちる葉数え
13
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へし切
抱きたる孫の重さをこの腕にしあわせ思ふ今日のひと時
23
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石川順一
ローラーが進めば匂うタールかな道路整備の前の図書館
16
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石川順一
男の児よく動くかな現代の思想も多動をとらえ始めた
12
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幸子
退屈など許されぬものと思ってた点取虫の魂は百まで
16
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幸子
「おい待てよ」「ついてこいよ」と群をなし風乗り回す落ち葉達かな
17
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幸子
風琴のごとき妙なる音を奏で読み古されし新聞を繰る
13
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幸子
批判する人は全体のごく一部でもその一部が強く人を刺す
11
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ひよこ豆
カラカラと陽気な音に誘われて枯れ葉転がる脇道を行く
13
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ひよこ豆
せわしない川の流れに逆らわず揺られて行くも楽しからずや
18
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ひよこ豆
飾られた小さなそりの上に乗る雪とサンタと過ぎ去りし日々
18
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横井 信
街路樹のちらほら残る桜葉はひかりを弾き夜空に浮かぶ
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