うすべにのお気に入りの歌一覧
KEN
良し惡しは 掬ぶ心と わきまへて 湧き出づ思ひ 中に梅干し
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茂作
磐餘池鴨住む水の無き今日は 如何でか皇子の思ひ知るべし
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横井 信
稲穂から首を出してる白鷺のじっと見つめる夏の残像
14
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横井 信
つゆ草の花は揺れても夏はもう遠くにかすむ半袖のシャツ
14
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灰色猫
新しい技術が発明されるたび冷えた麦茶が懐かしくなる
15
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横井 信
降り出した激しい雨の暗い朝 夢の中までたまった疲れ
10
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KEN
わらべらの うたかたの夢 しやぼん玉 吹かれはじけて 行く夏の空
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ななかまど
霏々と降る雨のはざまをさがしつつ私の夏はまだまだと蝉
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灰色猫
夏雨に迷わぬようにひっそりと玄関前に灯す迎え火
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橘
半端ない煙の量の森林香菜園仕事の祖母にと贈る
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ななかまど
はるばると印度洋を渡りきて終の住処となる御影石
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横井 信
遠雷にチカラをなくす蝉の声 原爆の日のワクチン接種
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ななかまど
鎌倉の古刹の涼や百日紅ももいろフリル揺らす夏風
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横井 信
ゆっくりと開く扉の列車へとすっと乗り込む蝉の合唱
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横井 信
使わないホームの下にオニノゲシ小さく揺れて見送る列車
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横井 信
桜散る花びらを追う山門で風に揺られる楓の若葉
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ななかまど
嶺風がふいに生まれて唐松の金の針ふる秋陽の中
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横井 信
遠足の風の余韻を引きずってヌスビトハギの種を連れてく
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ななかまど
長雨と酷暑に耐えし稲の穂に涼風ふいて金の鈴鳴る
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ななかまど
つぼみ良し花もまた良し秋桜は節の儀式も無きままに秋
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