金木犀のお気に入りの歌一覧
へし切
雄花落ち梅雨入り告ぐるや栗の花 涙の雨に泣き濡れて咲き
23
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灰色猫
美しい大和言葉を響かせようカタカナ言葉は傍らに置き
18
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中野美雄
さしてくる朝のにほひをとらへむとくわの木末にめをこらしぬる
6
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詠み人知らず
久方の 月影清けき初夏に 憂き心あり 風に揺蕩ふ
26
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詠み人知らず
夜半過ぎて 朝来にけらし瞼に 遮光の間ゆ 射する暁光
15
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まあさ
さあ今日は 体育会だと 太陽が 朝早くから 張り切っている
24
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千映
デイトより逢瀬の言の葉憧れてでも現実は「デイト」になりて
7
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沙久
混じり気のない優しさができたなら君に迷わず届けに行こう
28
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野々花
アルミ缶風車頂き軒下へ吊るせば風がそよそよと吹く
18
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詠み人知らず
昨年の風を含んだ扇風機 ホコリと過去を 水に流そう
26
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滝川昌之
かけ戻る孫に日傘を差し出して肩にうなずき汗にうなずき
26
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恣翁
鮮やかな襷掛けたる娘らは うちささめきて 田の神待てり
21
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石川順一
タマネギが色鮮やかに吊るされて自転車置き場は用途を無くし
18
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灰色猫
ゆらゆらと毒は持たない水母たち流れるままにただ踊りをり
23
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inosann
営業の実績の良きを「妬む」より「気にしない」退職の道えらぶ
23
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秋日好
畑から摘みたて苺を口にした君はやっぱり愛おしいんだ
23
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まあさ
運動会 終わったことを 見届けた 空が始める 梅雨入り支度
26
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中野美雄
しののめのうす明かりかも山法師てらせりさみどりの小さき花を
8
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安井シンゴ
雨音に街のノイズもかき消され格子なき檻に囚われし我は
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野々花
ビー玉を透かしてみれは悲しみも遠い昔の想い出みたい
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